メッセージ

会員の皆様へ

令和3年度

「美原中学校を見守るおやじの会」18周年を迎えて(令和3年6月)

美原中学校を見守るおやじの会 会長 北  健 志

日頃より、美原中学校を見守るおやじの会の会員の皆様、美原中学校の吉田校長先生をはじめとした教職員の皆様、そして地域の皆様におかれましては、当会に対しましてご指導、ご協力を賜り心から御礼申し上げます。
2020年は、中国から端を発した「新型コロナウイルス」により世界中で大混乱が起きてしまいました。
「新型コロナウイルス」の感染者が増加の一途をたどり、数回にわたる国の緊急事態宣言の発出により、学校の一斉休業や大規模イベントの自粛要請など、市民生活や地域経済に多大な影響を及ぼしてきました。
市のイベント、地域のお祭りや運動会等、学校行事も中止あるいは制約のある中での実施という中で、東京オリンピック・パラリンピックもいったんは開催が延期されましたが、2021年に人っても感染が収まらないため、いまだにオリンピックの開催について様々な意見が出ております。
現在では、医療従事者や高齢者からワクチン接種も始まりましたが、ワクチン接種を希望する方の全ての接種が完了する時期は、本年一杯までかかるであろうという報道も出ているところです。
一日も早く、ワクチン接種を希望する全ての方の接種が完了し、また、治療薬が完成し、感染が沈静化することを祈っております。
美原中学校を見守るおやじの会では、「地域の青少年を非行に走らせない、非行から守る。」を合言葉に、平成15年7月から、年間を通したパトロールや学校行事への協力を中心に活動してまいりました。
活動としては、地味なものでありますが、子どもたちや地域の安心、安全のためには有意義な活動であると自負しております。
本年も3名の新入会員をお迎えすることができました。
ご人会いただいたお父様には感謝申し上げます。
ぜひ、我々と一緒に汗をかきながら、子どもたちや地域の安心、安全ために活動してまいりましょう。
今後とも、学校と地域の連携を深めながら、細く長く活動を続けてまいりたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

 

 

おやじの会の皆様へ寄せて

所沢市立美原中学校 吉田 和生

初めまして、今年の4月より美原中学校に赴任いたしました、校長の吉田でございます。
平成15年からの長年の活動に敬意を感じるとともに御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
また現在も続いているパトロール活動は、信じられる大人の皆様がいることがとても大切なのだと考えます。
校長を長年やらせていただいていると発足当時のやんちゃな子どもとは、違った形で表現する生徒、心の居場所のない生徒たちは、残念ながらおります。
当時と生徒の表現は変わっても、いつの時代も「誰かにわかってほしい、もっと良くなりたいということを、本来生徒は、持ち合わせているものである」という考え方が美原中学校に脈々と流れる「はじめに子どもありき」の考え方ではないかと考えます。
生徒に寄り添う原点に戻った考え方で指導をすることが大切であると教職員に説明し、また、保護者会では保護者の皆さんにお伝えさせていただいたところです。
長年本校にご尽力いただいている、おやじの会の皆様には、感謝してもしきれないところです。
さて、本年度学校では目指す学校像として「本気の笑顔を体験できる学校」を示しました。
これは、生徒一人ひとりの特性を知り、自己有用感を心のエネルギーとし、授業はもちろんのこと、学校生活すべてにおいて他人と自分を視野に入れながら、自己決定・判断をする場面を作り、学年が上がるにつれ共感的な人間関係を目指す活動を経験し、より深い人間関係を築き、自分たちでつかみ取った「笑顔を体験させたい」という願いで掲げさせていただきました。
この実践を目指し、美原中学校教職員一同、より一層努力させていただきますので今後も重ねてよろしくお願いいたします。